というのががあります。
みなさん、誤クリックでクリックされたサイトなんて、むかつくから広告効果なんてないじゃないか!って思うじゃないですか?
広告主側も馬鹿じゃないんで、どの広告枠からどれぐらいの成果がでているか?という数字は毎日、計ってるんですね。もし誤クリックが悪影響を及ぼして、成果が期待通りでないのなら、その媒体に対する広告表示は止めればいいだけのこと。
ところが止められてないということは、一定の効果が見えているということです。
つまり広告を出せば出すほど儲かる美味しいビジネスであれば、誤クリックで少々、効率が悪くても問題にならないという、広告主と媒体側のwin-winの構造があります。
これが広告がシンプルな理屈で語れない部分なんですよね。広告は1%クリックされれば十分すぎるほど成果が高いわけですから、逆に言えば、その広告機会としては、99%以上の人たちには無意味な広告です。そこから得られる収益がパワフルであるならばそれがクリックレートが0.1%になっても0.01%になっても十分元が取れたりします。
広告主は、そういう計算をするわけです。
ただこちらからすると、電柱広告ならさほどウザくないですが、画面の広さが限られているスマートフォンでは、もう面積の取り合いになっていますよね。
スパムメールと同じ理屈なので、そりゃブロックされてもおかしくないですよね、というのも十分わかります。
まぁ10年前から同じこと言ってるよなーって言われるのは、基本的な考え方がスパムメールと同じだからなんですよね。この理屈が成り立つ以上、あとは水が湧いているところを探すだけ。なので悪い広告主と悪い広告媒体の人たちは、次のオアシスに向けて旅立つだけということになります。
以上のことが、誤クリックは広告効果がない!、という単純な話にはならない理由になります。